2023年2月25日、日帰りで龍門山に登りました。
龍門山は和歌山県紀の川市の山で、関西百名山、近畿百名山に選ばれてます。普段は六甲山や摩耶山に登ってますが、たまには他の山域にも行ってみようということで、いくつかの候補の中から第一弾として選びました。
粉河駅から歩いて中央コースで登って龍門山に登頂したら田代コースで下山して駅に戻ります。標準コースタイムは5時間程度です。
電車を乗り継いで粉河駅に到着。橋本駅で南海からJRに乗り換える時、危うく反対方向の電車に乗るところでした。7時55分、粉河駅を出発。
竜門橋を渡る手前で少しルートを外れて橋と山を撮影。和歌山市のほうから見ると富士山のような形に見えることから「紀州富士」と呼ばれるそうですが、こちらからだと全然そうは見えません。角度限定のようです。
9時15分、中央コース登山口に到着。1時間20分歩いてようやく登山道です。
近畿自然歩道は3000km以上の道が整備されてるそうです。意識してなかったけど六甲山地にもあります。
そこそこ急登です。途中でルートを少し外れたところにある明神岩からの景色が、おそらく一番の見所だと思いますが、下調べ不足でスルーしてしまいました。
山頂が近くなると傾斜が緩くなってきました。夜のうちに雪が降ったのか、笹の上にほんの少し残ってました。
10時5分、龍門山(756m)に登頂。少し休憩したけど、ベンチなどはなかったので、座れそうなところに腰掛けました。
山頂からの景色。開けてるところが少ないので、眺望を期待するなら明神岩に寄ったほうが良さそうです。
田代峠に向かう途中、磁石岩という岩がありました。
登山アプリを確認すると、コンパスの向きが反時計回りに90度くらいズレてたので、すごく磁性を帯びた岩なんでしょうね。
10時35分、田代峠に到着。登りではほとんど人と会わず、あまり登る人がいないのかな、と思ったけど、下山時にはそこそこ人とすれ違いました。
田代コースを下りていく途中で滑ってコケました。落ち葉が多かったのと、濡れていたのが合わさったようです。コースの状況は中央コースのほうが良いと思うけど、登ってくる人は多いから反対向きに周回したほうがいいのかも。
11時5分、田代コース登山口に到着。登りで通った舗装路に合流しました。
梅の花が咲いてました。他にはミカンなど柑橘系の木もたくさんありました。
竜門橋の上から見た紀の川の上流側。大台ヶ原を源流とする川です。
11時55分、粉河駅に到着。思いのほか早く終わったのと、登山道を歩いた時間よりも舗装路を歩いた時間のほうが長いので、ちょっと物足りない感じもしますが、それでも700m以上登ってきました。
お昼の食料を持ってたけど食べる間もなく下山したので、駅のベンチに座って食事してから電車に乗って、橋本駅で南海に乗り換えて帰路につきました。
ということで、ちょっと遠方でしたが普段とは全然違う景色を見ることができました。たまには六甲以外の山にも登っていこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。