2023年6月4日、日帰りで荒地山に登りました。
過去の山行記録も、いよいよこれで最終回です。1ヶ月ぶりの山登りは前回に続き、地獄谷と荒地山へ。いつもとだいたい同じようなルートですが、今回初登場の「奥高座の滝」と「ブラックフェイス」に行きます。
高座の滝〜地獄谷〜A懸垂岩〜ピラーロック〜奥高座の滝〜キャッスルウォール〜ブラックフェイス〜プラクティススラブ〜荒地山山頂〜黒岩〜キャッスルウォール〜高座谷〜高座の滝という順路で回ります。【注意】このルートには通行禁止区間(後述)が含まれてます。
8時、芦屋駅を出発。今回は阪急芦屋川駅前の広場を通りません。以前は途中で信号を渡って向こう側を歩いてましたが、こちらだとこの先の横断歩道には信号がなく、高低差も少ないので、今後は基本的にこちらを歩くことにしました。今回はカメラを持って行かなかったので、全て携帯で撮影してます。
8時30分、高座の滝に到着。この週は雨の日が多かったので、いままでで一番水量が多かったです。奥にも滝が見えますが、奥が雄滝で、手前が雌滝だそうです。
砂防堰堤の堆砂敷に下りて地獄谷へ。このガレ場も滝のように水が流れてます。
二段の滝はちょっと濡れましたが登れました。
赤い岩の滝は水の流れから離れたところを登るので問題なし。
普段ちょろちょろの小便滝もこの日は大放出でした。
その後は久しぶりにゴルジュへと進みました。
ちょっと段差が大きいところ。初めて来た時は苦戦しましたが、今回はそれほどではありませんでした。
ゴルジュを抜けてA懸垂岩の下に到着。岩の左にある巻道を登りました。
ここからはB懸尾根の尾根伝いに進みます。
振り返ると金剛山や和泉山脈が見えました。
ようやく見つけました、スヌーピー岩。見方によってはムーミンかも?
個人的には目や鼻に石など乗せないほうがいいと思いますがそのまま撮影。
1時間ほどでピラーロックに到着。指が写り込んでしまいました。
朝のうちは天気が良くて、画像では分かりませんが奈良の奥のほうの山も見えました。メインルートの尾根を越えて高座谷に下りて、荒地山第二堰堤の堆砂敷を通りますが、かなり水が溜まってたので、普段通らない高いところを通って回避しました。
10時20分、奥高座の滝に到着。この右のほうにも細い滝があります。
2本の滝の間の岩場を登れるそうなので登ることに。ちょっと厳しかったですが、なんとか登れました。画像は撮ってませんが動画を撮ってたので、動画を切り抜いた画像です。
少し下ってキャッスルウォールへ。3つあるうちの真ん中のルートを登って壁の上に回り込みました。なかなかの高度感です。一番難しいルートは壁の右側面(下から見たら左側面)のことだと思いますが、ここはまだ登れそうにありません。
岩梯子の手前で道をそれてシダの道を進んでいくと、ブラックフェイスがありました。高さ50mほどの大きな壁でロープなしで登るのは無理ですが、左側面の岩場から登れるらしいので様子見したら、なんとなく行けそうなので登ることに。
ブラックフェイスの下にいた、クライミングしてたと思われる人達も後から登ってきましたが、サンダル履いてました。
途中にある幅1mほどのテラスで撮影(この面は登ってません)。これも動画の切り抜きです。画像だとスケール感が伝わりにくいですが、ここには動画を直接アップできないので。
その後、焼岳に行く前に動画用のカメラを購入して、半年ほどは山行に持っていって撮影してましたが、動画編集には手を出せてないし、動画サイトにアップするには至ってない状態です。
ブラックフェイスを登り切りました(側面ですけどね)。前回のゲートロックより高さはあるものの、こちらのほうが登りやすいと思いました。この翌月、難易度Dの西穂高岳に登頂できたのは、これらの岩場である程度の手応えを得られたのが大きいと思います。とはいえ、熟練者レベルには程遠いので精進せねば。
さらに登ってサンデーモーニングスラブやプラクティススラブがあるところへ。ここに来たのは2回目ですが、ここも見晴らし良いです。
これも動画の切り抜き。巨大な岩があります。左のがサンデーモーニングスラブ、手前のが岩小屋のボルダーかな。
下の画像は初めて来た時のですが、当時この右奥にある岩を登ってた人がいたので、腕試しで登ることに。足をかけるところが少なく苦戦しましたが、なんとか登れて振り返ったら、下にいた人たちに拍手をいただきました。スイスイ登れた訳ではないのでちょっと恥ずかしい感じもありましたが嬉しかったです。これがプラクティススラブだと思ってましたが、どうやらそのさらに奥の岩のようで、それには登らなかったと思います。
11時20分、荒地山に登頂して黒岩へと下りていきました。前回見つけて休憩に良さげだと思いましたが、今回も先客が居たので横から撮影だけして、もう少し下りたところの腰掛けられるところで食事休憩しました。
高座谷に下りて堰堤の堆砂敷を歩いたら、ズブズブと沈みかけました。おそらく来た時と比べて水が引いてたので歩けると思って回避せずに進んだと思います。なんとか渡ることができましたが、雨上がりの堆砂敷は要注意と知りました。
さて、高座谷を下っていくと工事の足場がありました。さらに、メインルートの合流地点付近に人がいて、「どこから来たのか」と尋ねられて、ここを通ってはいけなかったと気付きました。
あえて言い訳をするとしたら「通り抜けできません」の看板に「解除中」の表示があったりなかったりするのが曖昧に感じてたのと、前回も通れたので今回も通れるとの思い込みがありました。前回は連休中で、工事もまだ準備段階でしたが、今回は足場が組まれてたので、せめてそこで引き返すべきでした。
「自分が行けるかどうか」で判断するのではなく、「ここを管理しているのは誰か」ということも考えて行動しないといけないと深く反省しました。
下記の記事は、その時の反省を踏まえて書いたものです。
13時30分、芦屋駅に到着。難易度高い岩場もありましたが無事下山しました。反省すべき点は今後に活かせていけたらと思います。
冒頭でお伝えした通り、過去の山行記録は今回で最後となりました。今後は新たに山登りや散策などしない限り増えることはないので更新頻度が減ると思います。5月以降の山行記録も作成してますので順次投稿していきますが、山行のほうは月2回程度を目標に、ぼちぼちやっていけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。