やまのぼブログ

山登りなどの記録

交野山 山頂に大岩が鎮座する好展望の低山

2024年3月3日、日帰りで交野山(こうのさん)に登りました。

交野山は交野市(かたのし)の山で、生駒山地の北部に位置してます。大阪50山に選ばれ、山頂にある観音岩という大きな岩は麓からも確認できます。

今回は国見山と合わせて登る周回ルートにしました。津田駅から時計回りに進んで国見山、白旗池を経て交野山に登ります。帰りは尾根沿いに下り、源氏の滝に立ち寄って津田駅に戻ります。標準コースタイム3時間程度のお気軽登山です。今回は交野山の近くに住んでいる友達が登りたいということで一緒に登ることに。登山装備はないけど、調べたところスニーカーでも大丈夫そうなので、なんとかなるでしょう。当日は晴れ予報だけど気温が低いようなので羽織るものを多めに用意したり、もしもの時のために水をもう1本用意したり、自分ひとりの時と比べると慎重になりました。

8時40分、津田駅を出発。駅前からも観音岩が見えます(出発時に撮影してなかったので下山後の画像です)。

30分ほどで国見山登山口に着いて登山道に入ります。よく整備されていて歩きやすい道です。

9時45分、国見山(284m)に到着。国見山は枚方市(ひらかたし)にあります。枚方市の最高峰はサンドイッチ山(313m)ですが眺望が開けてないそうで、その点こちらは河内、摂津、山城を一望でき、その名に相応しい山です。

右のほうに比叡山、真ん中左寄りに愛宕山がうっすらと見えます。左の山塊の真ん中あたりがポンポン山、愛宕山の右手前の小高い緑の部分は石清水八幡宮がある男山のようです。

コルゲートのトンネルをくぐってきました。どうやらこの上がゴルフ場で、ショートカットのために作られたようです。登山道横を流れる小川の水量が意外と多くて、低山なのにこんなに水が湧いてるんやー、と驚いたけど、おそらくゴルフ場からの水でしょうね。

白旗池が見えてきました。国見山からは比較的平坦な道が多かったです。

いきものふれあいセンターという交野市の施設があったので少し寄り道。施設横の人工的な水たまりに薄い氷が張ってました。

白旗池をあとにして100mくらいの急な階段を登ると、観音岩が見えました。

10時50分、交野山(341m)に登頂。岩に腰かけて記念撮影のポーズをとってる方もおられました。

かなりの角度があるけど、なんとここを登ってる人がいました。しかも何度も何度も。食事してる時に会話が聞こえてきたけど、どうやらここは行場だったようです。岩場の練習はもっとしたいけど、さすがにここはロープ無しで登る気にはなれません。

大阪市内方面。鉄塔とかぶってるけど、あべのハルカスらしきビルが見えました。

岩の上に登りました。京都方面もよく見えます。

画像では分かりにくいけど、うっすらと六甲山地も見えました。もうちょっと先のほうまで進んだけど写真撮り忘れました。

景色を堪能したので戻って食事休憩。反対側はゴルフ場で太陽光発電もあったりで、景色の落差が激しすぎる。

11時30分、行動再開。みはらしの道という、文字通り見晴らしの良い道を下りて下山しました。登山口の近くにある源氏の滝に寄り道。

12時40分、津田駅に到着。ゆっくり歩いて休憩込みで4時間の山行でした。

低山でありながらとても見晴らしが良く、人気があるのも納得しました。登りやすいので、これから始める人がいたら勧めてみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。