やまのぼブログ

山登りなどの記録

摩耶山 江戸時代に作られた道を歩く

2022年6月11日、日帰りで摩耶山に登りました。

今回は以前摩耶山を下山した時のルートを往復する予定でしたが、天気がいまいちで途中で引き返しました。ちなみに2021年は縦走含めて4回摩耶山に行きましたが、そのうち2回はロープウェイで下山してます。

それと今回画像がとても少ないです。カメラは持参せず携帯だけで撮影しましたが、当時はブログを作成する前提ではなかったのと、以前歩いたことがあったので、ほとんど撮影してませんでした。

さて今回のルートは、六甲道駅からスタートして、杣谷(そまたに)道の登山口から入山し、杣谷峠まで登ったら縦走路経由で掬星台まで行って往復する予定でした。実際は折り返し地点までの往復になりました。

出発時に登山アプリを起動してなかったけど、この画像を撮影した時刻から逆算して8時25分ごろに出発したと思われます。ちなみに時刻は5分刻みにして記載してます(他の山行記録も同様です)。途中でコンビニに立ち寄って食料調達してから、急坂を登っていきました。

9時20分、登山口に到着。堰堤の左に登山口があります。前回歩いたのは3回目の登山、初めて歩いて下山した時で、途中で軽く道迷いしたり、つかれて休んだりした当時のことを振り返りながら順調に登っていきました。

杣谷峠に着いて、少し歩いたところのベンチで休憩して、行動食を食べながら天気予報を確認すると、早めに天気が崩れそうな感じ。雨具は持ってたけど掬星台まで往復1時間かけて行くよりも、その分早く下山したほうがいいかも?ということで、引き返すことに。

江戸時代の末期、大名行列と旧居留地の外国人が出会って事件が起こらないように道(西国往還付替道)が作られましたが、一度も使われることなく江戸幕府が終わりを迎え、その後、杣谷道を含む一部区間が徳川道と呼ばれるようになったそうです。

杣谷道は杣谷川沿いのルートで、渓流などもありますが、途中で撮影したのはこの一枚だけ。登山道の横の斜面が崩落してる感じで、他にも同じようなところがありました。

12時45分、登山口まで下りて、神戸の港が見える坂道を歩いて駅に向かいました。

六甲山に続き、過去の苦い経験を昇華させる山行でした。とりあえず、あの頃よりは成長したのかなと。摩耶山もまだまだ歩いたことがない道があるので、いろいろ歩いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。