石鎚山前編はこちら↓
2日目。5時頃に起きて夜明け前の星空を見てたら、かなり低い位置に明るい星。もしかしてカノープス?と思って上を見たら冬の大三角(右上にオリオン座が写ってます)。繋げるとY字になるので間違いない。手持ち撮影なのでブレてますが、2018年に初めて石垣島に行った時に見て以来2回目、見れて嬉しかったです。日本各地を旅したけど、星の高さが違ったり、日の出や日没の時間が違ったり、そういうので南北や東西に移動したんやな、って感じます。今回は南に移動&標高高いから見えたのかな。
徐々に空が明るくなって、この日も雲海が広がってるのが見えました。
「薄明に佇む石鎚山」画像に合う言葉を考えて、言葉的に合ってるか確かめようと「薄明に佇む」で検索したら「薄明に佇むシャア」と出ましたが、真似した訳ではありません。
雲に隠れてなかなか出て来ず、日の出時刻から10分くらい経ってようやくご来光。
石鎚山が徐々に照らされていきました。
雲海にも光が当たり始めました。もしかしたら剣山が見えるのかもしれないけど、どれか分かりません。
6時から朝拝だけど、ご来光を見終わってから開始でした。終了後、三体ある御神像(撮影禁止)に触れさせていただくことができました。
雲海に瓶ヶ森(かめがもり)の影が伸びてました。影瓶ヶ森、なんか舌かみそう。
朝食は6時30分からだけど、朝拝が遅れたので20分ほど後になりました。
食事が終わって撮影再開。影石鎚山が見えました。
なんだかもう神々しく感じる。
宿に戻って帰る準備。掛け布団はなく各自シュラフ持参です。ちゃんと数えてないけど20人近く宿泊してたと思います。身支度を整えて宿をあとにしました。
たぶん今治方面だけど、下界が全く見えません。
近くにいた人に話しかけられて少しお話し。夜明け前に出発して登ってきたそうで、これから南尖峰まで行くとのことでした。
少し場所を変えて最後にもう一枚。名残惜しいけど8時に下山開始。
下りは鎖場ではなく迂回路で。谷側の手すりがありません。
しかも足場はエキスパンドメタル、高所恐怖症の人は迂回路も無理かもしれない。
手すりが曲がってたところがあったけど、落石があったのかな。石鎚山では登る人に「おのぼりさん」、下る人に「おくだりさん」と呼びかける独特の挨拶があるそうです(そう言ってる人はほとんど居なかったような)。
三ノ鎖にちょっと寄り道。登ってる人が2人いたけど、改めてこんなトコ登ったんやなと。奥穂高岳の梯子や鎖のトコより難しかったように感じました。
あっという間にかなり下りてきました。
二ノ鎖元小屋の前から。前日よりも雲が下がりました。
左下の稜線は南尖峰に続くバリエーションルート、かなり険しそうです。このルートの分岐のところにベンチがあり少し休憩しました。
1時間ほど下りたところから振り返って。こちらからだと茶色っぽく見えますね。
9時50分、土小屋に到着。標高は1492m(いよのくに)です。
駐車場から撮影。いつかまた登りたいと思いました。山行はこれにて終了ですが、着替えて一息ついてから観光することに。
ということで、ここからは観光編。石鎚スカイラインを下る途中、また違った姿に見えました。
11時15分、面河渓に到着。車で五色河原というところまで行きました。
引き返して面河山岳博物館の近くの駐車場に停めて関門遊歩道を散策。エメラルドグリーンの水がきれいでした。
関門に架かる空船橋の手前で通行止めになってたので引き返しました。
13時30分、内子の道の駅に立ち寄って食事。内子豚の生姜焼きをいただきました。副菜やサラダのバイキング付きだったので、エネルギー消費した分補いました。街ぶらしようと思ってたけど、時間の関係で内子をあとにしました。
肱川を下って海沿いをドライブして、15時30分、17年ぶりの下灘駅。前回は鉄道での旅でした。
以前より人が多く、さらに観光地化したかも。
人が写ってないですが、居なくなるまで待って撮影してます。
人が写ってても雰囲気に合えばいいんですけどね。この駅はちょっと特別というか、自撮りは別として、人を写すなら人も含めて写真にしないといけない素材のように感じます。逆に人が写らなければ、そこまで気にせず撮れるかなと。
なんやかんやで30分ほど経ってました。次はいつ来れるかな。
17時30分、松山の街を見下ろせる場所に到着。瀬戸風峠展望台です。
雲がかかってるけど、きれいな夕焼けを見れました。
少し場所移動。左の小高いところは松山城です。
15分ほどですが、暮れゆく街を眺めてました。
夕食はファミレスへ。配膳ロボットにはじめてのご対面。これかぁ。
おろしハンバーグ定食をいただきました。
ちょうど旅行支援が始まった頃だったけど、愛媛県はまだ開始してなくて、安く済ませたかったので、道後温泉駐車場で車中泊することに。20時30分から翌朝8時30分まで泊まり料金720円で利用できるけど、温泉に入ると1時間無料になるので早めに駐車場へ。本館は一部改装中だったのと、別館の飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)に行ったことがなかったので、そちらに行ってきました。
翌朝は6時半くらいに起きたかな(記憶が曖昧)。今回の車はN-BOX、シートアレンジ上手くやれば大丈夫だけど、最適解が見つかったのは夜が明けてからでした。あまりよく眠れませんでしたが、食事したり片付けたりして、7時40分出発。
たぶん9時頃には石鎚山SAに着いて、車で2時間ほど休憩してから早めの昼食、じゃこ天うどんと鯛めしのセットをいただきました。
レンタカーを返却して、12時30分、新居浜駅に到着。新居浜は銅山の街ということで、銅の原子をモチーフにしたオブジェがありました。東洋のマチュピチュと呼ばれる別子銅山跡は道路通行止め中だった(翌3月31日に解除)ので、またの機会に行ってみたいです。
帰りの高速バスの途中休憩で淡路島のPAに立ち寄った時に日没、この日もきれいな夕暮れでした。
石鎚山では紅葉に雲海にブロッケンにカノープスと盛りだくさん。下山後は面河渓、久しぶりの下灘駅、そして道後温泉。いろいろ楽しむことが出来て大満足の旅でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。