やまのぼブログ

山登りなどの記録

上高地 神が降臨する地で大自然を満喫する

2022年9月29日、上高地を散策しました。

上高地は長野県松本市の梓川上流にある景勝地です。標高約1500mの高所にあるので、夏は涼しく冬は寒さが厳しくなります。釜トンネルが閉鎖される冬季以外は一般の観光客も訪れますが、なかでも梓川にかかる河童橋から望む穂高連峰は上高地を象徴する風景であり、橋の周辺は多くの人で賑わいます。

本来の表記は「神垣内」で、穂高神社の祭神が穂高岳に降臨し、穂高神社奥宮と明神池に祀られていることに由来するそうで、「神降地」という当て字もあるようです。

上高地に行くのは今回がはじめて。翌日から奥穂高岳に登るのが目的ですが、夜行バスが取れなかったので前入りして小梨平で宿泊して翌朝出発することにしました。ということで、朝から高速バスに乗って移動。

釜トンネルを抜けると大正池と穂高連峰が見えてきました。

13時20分、上高地バスターミナルに到着。昼飯はバスターミナル近くの食堂でカツ丼をいただきました。食堂に入る時、大きなザックは外に置くというのを知りました。

本物の河童橋とご対面。そしてその向こうには穂高の山々。素晴らしい!

真ん中あたりに奥穂高岳。右端に前穂高岳が辛うじて見えます。奥穂高岳から左に馬の背、ロバの耳、ジャンダルムと続き、大きく下って天狗岩が見えます。

さらに左には西穂高岳。ここからだとどれも同じような高さに見えて、どれが山頂なのか、当時は分かりませんでした。

前穂高岳の右には明神岳。この山は一般の登山道がないそうです。

翌朝のテント撤収の手間を考えて、小梨平のケビンに泊まることにしました。

定員4名の部屋なので1人で使うには十分な広さです。受付でシーツや懐中電灯などを渡されます。お手洗いは共用だけど、台所や調理器具なども備え付けられてます。

さて、大正池まで散策します。今回のルート図。行きの途中で田代池に少し寄り道する以外は単純な往復で、普通に歩いて片道1時間程度の道のりです。焼岳の位置関係が分かるようにしたので、ルートが右に寄ってます。

14時30分頃に出発。梓川の支流も水量が豊富です。

梓川沿いを歩いていきます。途中で振り返って1枚。

つい先日クマが出たようです。時間的にも同じくらい。一応クマ鈴は付けてるけど遭遇しませんように。

川の水がエメラルドグリーンに見えてすごくきれい。

田代池の手前の分岐から。池の画像も撮ったけどボツにしました。

木道を歩いて大正池に向かいます。

15時30分、大正池に到着。時間的に焼岳は思いっきり逆光になるのは分かってましたけどね。大正池は1915年(大正4年)焼岳の噴火によって梓川がせき止められてできた池です。

穂高岳方面。携帯画像(上)のほうがきれいに見えます。カメラの画像はRAWファイルを現像してるけど、なかなか上手く修正できないことがあります。

ここからだと前穂高岳もある程度見えます。

17時頃に河童橋まで戻りました。夕焼けを背景に焼岳と梓川。

他にも撮影したり景色を眺めたりして小一時間居ましたが、肌寒くなってきたので宿に戻りました。携帯の電波が入りにくいのが残念でしたが、布団で寝ることができるのはありがたいです。食事して翌日に備えて21時くらいには寝たのかな(記憶が曖昧)。

奥穂高岳前編へと続きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。