2022年4月1日、京都の桜を観に行きました。
はじめての京都一周トレイルから約3週間ぶりの京都。春や秋に行くことが多いけど1ヶ月以内に再訪するのは珍しいかも。今回は山登りではなく普通の観光で、紅葉の時と同様、ぶらぶらと散策する感じなのでルート図は作成してません。
阪急で烏丸(からすま)駅まで行き、地下鉄の四条駅で一日券を購入。以前は600円でしたが、2021年10月から800円になりました。南北線に乗って烏丸御池駅で東西線に乗り換えて醍醐駅で降りて、11時頃、醍醐寺に到着。12年ぶり2回目です。前回は伽藍のみでしたが、今回は思い切って三宝院、霊宝館と合わせて行くことに。拝観料は1500円(2020年10月改定)。た、高い。。。
まずは三宝院。門をくぐると大きな枝垂桜が出迎えてくれます。
人が多かったので上のほうだけ撮影。大きすぎて収まりきらないほどです。
続いて伽藍に来ました。ここにも大きな枝垂桜があります。前回は五重塔までしか行かなかったけど、奥のほうも見てきました。ただ、あまり良い画像が撮れなかったので掲載なしです。
ということで五重塔。ここもそこそこ人がいました。
1000年以上前に建立されたものが現存しているのは、本当にすごいことだと思います。
さて、前回来た時は、伽藍に入ったところの両側に木が生い茂っていたけど、全く無くなってました。ここも平成30年の台風で倒れたそうです。山だけじゃなかったんだ。
伽藍から出たところ、桜の馬場も桜が咲き乱れてました。
最後に霊宝館へ。ここにも大きな枝垂桜があります。
風が吹くと桜吹雪が舞ってたけど、良いタイミングで撮れず、吹雪には程遠い画像。
建物の裏側では、別の品種の桜が咲いてました。
一周してから館内に入って展示物を鑑賞。最後にもう1枚。見事な桜でした。3つのエリアの中では、ここが一番見応えがありました。
霊宝館前の参道。ここは拝観料は不要ですが、これだけでも十分きれいでした。じっくり2時間ほど観て回って醍醐寺をあとにしました。
醍醐駅の近くで食事してから蹴上駅へ。インクラインの桜並木も満開でした。
京都一周トレイルで通った時、桜の時期に来たいなと思った場所も良い感じでした。
反対側には旧御所水道ポンプ室という建物があります。以前にも来たことがあるけど、知らないうちに船着場が出来てました。2018年からびわ湖疎水船(かなりお高い)が運航してます。
1時間ほど滞在して、蹴上をあとにしました。
16時頃、三条京阪駅に着いて祇園方面へ。巽橋付近を散策してたら雀が桜の枝にとまってました。すっかり見かけなくなったけど、居るところには居るのですね。
京都は、本当に桜が似合う街だなぁと思います。
普段ならこのまま四条方面に歩くけど、一日券の値段が上がって最低あと1回は乗らないと元が取れないと気付き、三条京阪駅に戻りました。途中、桜が咲いてる場所があります。
風景を撮影してて思うのは、同じ瞬間には出会えないということ。例えば桜だったら、満開でも終わりかけなら桜吹雪になったり、天候が晴れでも日が射したり射さなかったり、風で枝が揺れて微妙に変化したり、人通りや車両などの有無、周囲の景観の変化などは雰囲気に合うか否かで相乗効果だったり台無しになったり。その時の自分の位置やカメラの設定にもよるし、全てが移ろいゆく中で最高のタイミングに出会えるかは運にもよるけど、腕は自分次第なので、もっと磨かないといけないなと思います。
タクシーといえば、2019年の秋、四条大橋の交差点から川端通を上ったところで、四つ葉のタクシー(4台しかないらしい)が2台連続で信号待ちで停まってて、こんなことある?と驚きながらカメラを用意してるうちに信号が変わり、シャッタースピードが遅くて手ブレした残念な画像がこちら。左は車体横、右は表示灯のマークが四つ葉なのが分かるでしょうか。
さてさて、一駅戻って東山駅へ。白川に架かる古川町橋に来ました。行者橋、一本橋などとも呼ばれ、日本百名橋の番外に選ばれてます。現在の橋は1907年に架け替えられたもので、白川上流の花崗岩が使われてるそうです。
地下鉄を乗り継いで四条駅へ。18時になってたので錦市場は閉店モードでした。
錦市場の近くのお店で揚げ昆布を購入。子供の頃から好きで、以前調べてこのお店を知ってたので、この機会に買いました。
ということで今回の京都観光終了。これほど良いタイミングで桜を観れたのは久しぶりなので大満足でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。