やまのぼブログ

山登りなどの記録

六甲山 雪化粧した山の町

2021年12月18日、日帰りで六甲山に登りました。

今回も七曲滝のルートの下調べですが、有馬温泉から登る道は工事中の区間があるのと、交通の便を考えて表六甲側からアクセスする方法を考えました。本番では少しでも早く到着できるよう六甲ケーブルの始発に乗る予定ですが、今回は歩いて登ります。出発時刻が遅かったので極楽茶屋跡で引き返しました。
【注意】タイトルには六甲山と書いてますが、六甲山の山頂には行きません。

バスに乗って六甲ケーブル下のバス停に着いて11時20分に出発。10分ほど歩くと登山道に入ります。少し登ったところから撮影。すぐ近くまで建物が建ってます。

12時20分、油コブシ(626m)に到着。ここで昼食休憩にしました。この油コブシは地図上では前々から存在を知っていましたが、菜種油売りが山を越える時に油をこぼすような険しい道だったことから、「油こぼし」が転じて「油こぶし」になったそうです。

今回はじめてリフィルタイプのインスタントラーメンを購入。ゴミも少なくなるし良いかなと思ったけど、ん〜〜、中身を取り出すのがちょっとたいへん。購入した分を食べきったら追加購入しませんでした。

この階段を登ると六甲ケーブルの六甲山上駅の近くの道路に出ます。休止中の有馬六甲ロープウェー表六甲線の支柱がありました。個人的に通常「ロープウェイ」と表記しますが、正式名称が「ロープウェー」となっているので使い分けてます。ちなみに摩耶山も「摩耶ロープウェー」ですが、新神戸にあるのは「神戸布引ロープウェイ」です。

ゴルフ場の横断通路を進むと縦走路に合流します。

ゴルフ場のフェンスの下に、細長い形の雪のようなものが落ちてました。フェンスに出来た霧氷が落ちたものなのかな。

六甲ガーデンテラスの近くにはあちこちに霧氷が出来てました。普段霧氷を見る機会がないのでテンション上がります。

13時40分、先日の縦走の時に寄らなかった六甲枝垂れに立ち寄りました。入場料は当時310円でしたが、その後500円になり、2023年3月18日から1000円になったようです。15ヶ月で3倍以上とは、なかなかのインフレ率です。

道の両側に氷を作る棚があります。冬に出来た氷を貯めておいて、夏場の冷房に使うそうです。

ハッシュタグ付きの記念撮影用モニュメントがありました。

中に入ると趣向を凝らしたものがいくつかありました。ここは細長い隙間から外が見えたけど、少しつららができてるので、もっと寒い時期だとつららが成長するのかな。

霧氷がいっぱいで、思わず「むひょー!」と叫びたくなるのを我慢します。

さらに中に入って、一番下から上を見ると空が見えたけど、明暗差大き過ぎて白飛び。露出を抑えた画像も撮ったけど、周辺が暗過ぎたので、こちらだけアップ。

この外枠の「枝垂れ」部分は、どのくらい計算通りに作られてるのかな。全部設計通りなのか、ある程度は適当に付けてるのか。

入口から続いてた敷物が、滑り止めの「むしろ」だと気付きました。日常的にお目にかからないものなので、すぐに気付きませんでした。観光客が多いし普通の靴だと確実に滑るでしょうからね。

いわゆる「海老のしっぽ」の短いやつがいっぱい付いてました。

ガーデンテラスから先は登山道になります。日が当たらないところには雪が残っていました。チェーンスパイクはたぶん持っていったけど装着しなかったと思います。

14時10分、極楽茶屋跡まで来ました。七曲滝まで行くと下山途中に日が暮れそうなので、ここで引き返すことにしました。

来た道を引き返します。

その後も同じ道をたどって下山しました。これは枯れた松葉かな。

油コブシを下りてきたところに眺望が良い場所があったので少し休憩。雨かみぞれかがパラついてました。

真ん中の赤い橋は灘大橋。沖合にキリンのようなガントリークレーンがあるのは六甲アイランド。さらに沖合も埋め立て中のようです。

こちらの赤い橋(色分かりにくいけど)は神戸大橋。沖合のポートアイランドに架かる橋です。さて、このあと画像注意です。いや、そんなたいしたものではないけど、心臓弱い人はショックを受けるかもしれないので。(と、予防線を張っておく)

 

 

 

 

山で一番怖いのは、人間かもしれない。

 

六甲ケーブル下から登山道に入って5分くらいのところに、こんなのがありました。

これですよ!この顔ですよ!こんなの夜中に見たら恐怖でトラウマになりそう。というか夜中に登るなってことか。元は整っていたのが経年劣化したのかもしれないけど、せいぜい1年半でここまで崩れるとは思えないし。いや、本体は「がんばろう」の札よりも前から存在してたかもしれないけど。設置した人はこの状態に気付いてないのか、それともわざとなのか。いずれにせよ怖い。

16時15分、六甲ケーブル下駅に到着。ここからはバスに乗って下山しました。

六甲山でも霧氷が見れると思ってなかったので新たな発見でした。冬場ももっと登りたいと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。