やまのぼブログ

山登りなどの記録

太陽石 西宮の丘に鎮座するパワースポットの岩

2024年7月28日、日帰りで西宮市の北山公園に行きました。

北山公園は西宮の市街地の北西に隣接する北山国有林にある自然公園で、標高200m前後の丘陵地帯です。ここには多くの巨石があり、日本のボルダリング発祥の地(諸説あり)と言われてるそうです。以前から興味がありましたが、暑い時期でも短時間なら大丈夫かなということで、この機会に行くことにしました。

最寄駅は阪急甲陽園駅ですが、それでは短いと思ったのと、夙川(しゅくがわ)沿いを歩いてみたかったので、このルートにしました。銀水橋から北山公園に入って1時間ほど公園内を歩きます。一番楽に行けるのは、バスで柏堂(かやんどう)町まで行って北山緑化植物園を抜けるルートで、標高差が小さく距離も短いです。山道歩きが少ないので、カテゴリーを登山と散策のどちらにするか迷いましたが、出発地点からの標高差が200m以上で、五ヶ所浅間山よりも登るので登山にしました。

さて、暑さ対策のため早い時間に行動する予定でしたが出遅れました。さくら夙川駅のホームから北側に甲山が見えます。目隠しの板がありますが、念のため近くのマンションにはボカシを入れました。駅前のコンビニで飲み物を調達して、11時40分出発。今回は短時間なので、軽装で荷物はカメラとサコッシュ、食料もカロリーメイト1箱と塩分タブレット10個ほどとペットボトルのお茶1本です。

夙川沿いを北上していきます。

夏の空って感じ。

阪急夙川駅を過ぎて、途中の橋の上から。夙川河川敷緑地(通称、夙川公園)は、約4kmに渡って街路として整備された都市公園で、松や桜の並木が続いてます。

ランタナが咲いてました。先日、家の近所でピンクと白と黄色が合わさった花を見かけて、検索して知りました。侵略的外来種だそうで、寒さに弱いそうだけど、日本も亜熱帯に近付いてるから将来は大繁殖するのかも。

中間地点の標識がありました。

水辺は親水公園として整備されており、水遊びをする家族連れがちらほらいました。

シャクナゲかなと思ったら、キョウチクトウでした。名前は聞いたことありますが、実物を見たのは初めてかも。

阪急甲陽線の下をくぐって少し歩くと、2月に歩いた観音山が見えました。その手前の森林が北山公園です。

12時25分、銀水橋に着きました。アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場する場所だそうです。橋の手前で横断歩道を渡って山道に入ります。

この滝は、ごろごろ岳から下山する時に橋の上から見えましたが、近くで見ると、特別な感じはありませんでした。

はじめのうちは登山道というより遊歩道に近い感じの道です。

直進しましたが、何か違うような気がして引き返しました。

こちらの分岐に進みます。

10分ちょっと登ると展望所があって、大阪方面から神戸方面まで見えました。

少し歩いたところに、ボルダリングに使われる大きな岩がありました。この周辺にある岩をまとめて北山ボルダーと呼ぶそうです。

さらに進むと池がありました。北山池で、三つに分かれてます。

池を過ぎたあたりで、少し水が滲み出た道を登っていきます。

12時55分、大きな岩がたくさんある場所に着きました。

これは方向岩といって、南北に並べられたような配置になってるそうです。

少し高い位置から。向こうに六甲の山並みが見えます。

そして、これが太陽石。パワースポットだそうです。そういうのが好きという訳ではないですが、せっかっくなのでパワーをいただけたらと思います。

ボルダリングの方々にはボルダータワーと呼ばれるそうです。

太陽石の横からは甲山が見えます。甲山の麓にある神呪寺(かんのうじ)周辺にも多くの巨石があるそうです。

太陽石と越木岩神社の甑岩は、ほぼ南北の位置関係にあるそうです。

登らずに少し触れただけですが、ご利益があるといいな。

ほかにもいろんな岩があり、ゆっくりしたいところですが、日差しが暑いので下りていきます。

下りは池の反対側を通りました。

あっという間に下りてきました。

銀水橋に戻って、夙川沿いの道を歩きます。川に入ったら気持ちいいやろなぁ。

ここで階段を下りて、河川敷に下りました。

阪急甲陽線が交差する場所。行きで撮りそびれたので、帰りに撮りました。

14時15分、さくら夙川駅に到着。お茶はすっかりホットになってました。

今回は猛暑の中での山歩きなので短時間で済ませましたが、桜や紅葉の時期も良さそうなので、また改めてゆっくりと訪れてみようと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。