やまのぼブログ

山登りなどの記録

六甲山 王道ルートで山頂へ

2021年7月11日、日帰りで六甲山に登りました。

富士登山の練習第2弾ということで、今回は六甲山です。前回の摩耶山から3週間、梅雨時であまり天気が良い日がなく、久しぶりの登山日和となりました。六甲山にも多くの登山道がありますが、今回は王道ルート、芦屋から風吹岩(かざふきいわ)、雨ヶ峠(あまがとうげ)を経て、山頂に向かうことにしました。下山は同じ道を往復する予定でしたが、今回もバスやケーブルカーを使うことになりました。ちなみにこの時から登山アプリを使い始めて、起動してスタートしたつもりだったけどGPSのログが取れていませんでした(現在地は分かる状態だった)。

前回よりも早い8時スタートで芦屋駅から登山口の高座(こうざ)の滝に向かいます。芦屋川沿いの道から撮影しましたが、ここから六甲山の山頂は見えません。

45分ほどで登山口の高座の滝に到着。標高200m近くまで登ってきました。六甲山のメインルートということもあって、たくさんの登山者がいました。少し休憩してから出発。ちなみにこの画像以外は全て携帯の画像です(単に撮影する気持ちの余裕がなかった)。当時はブログを作成するとは思ってなかったので、登山道の状態など登山の参考になるような画像はあまり撮影してませんでした。

ロックガーデンの中央稜という尾根を登っていきます。初級者向けの岩登りが続き、アスレチック感覚の登山を楽しめます。風吹岩の近くに見晴らしの良い場所がありました。はりきり過ぎたのかすぐにバテてしまい、ここまで1時間近くかかってます。

風吹岩(437m)に到着。左のほうから進むとちょっとした広場があり、岩の上にも登れますが、右側は壁になってます。この近くで少し休みました。

風吹岩を過ぎるとなだらかになり、アップダウンを繰り返して進むと、住吉川の支流の谷にこんな看板が。すぐ近くにゴルフ場があるからだと思われます。ここから少し進むとそのゴルフ場があり、動物除けの扉を通って敷地内を横断します。

ゴルフ場を抜けると急登になりました。途中、倒木のベンチで休憩。5分ほど登ると雨ヶ峠という休憩所があり、ちゃんとしたベンチがあったのですけどね。雨ヶ峠を過ぎると下り坂になります。「せっかく標高を稼いだのに!」とグチりたくなるくらい結構下ります。やがて住吉川の本流に出て、何度か渡渉すると七曲りの登り口があります。その名の通り、つづら折りの急登が続きます。七曲りの途中で、疲れ果てて道の脇で座り込んでしまいました。この日は最高気温が30度を超える暑さで、水や飲み物もほとんど飲みきった状態。どれくらいか覚えてないけど15分は経ってたかな。あとどのくらいで到着するのか分からないけど、休憩を挟みながら少しずつ歩いていきました。

やがて車の音が聞こえてきて(六甲山の山頂付近まで車道が通ってます)、そろそろゴールは近いはずだけど、なかなか着きません。やっとの思いで一軒茶屋に到着して、自動販売機で飲み物2本購入しました。あー、生き返ったー!一軒茶屋の前には立派な休憩所が出来てました。何年か前に車で通った時にはなかったけど2020年秋にできたそうです。

最後にもうひと登りして14時過ぎ、六甲山(931m)登頂。登山口から5時間以上、駅からだと6時間かかりました。さて、このまま往復した場合、日が暮れるまでに下山できる自信はありません。有馬方面に下りれば標高差が半分なので間に合うだろうけど電車の乗り継ぎが面倒。山頂の近くに公共交通機関はなく、バス停がある六甲有馬ロープウェーの六甲山頂駅まで歩いて1時間かかります。でも、それが一番良い選択だと判断しました。

山頂から下りたところの車道沿いに、あじさいが咲いてました。

バス停への移動中、見晴らしが良い場所がありました。山の中に住宅が見えるところは奥池という芦屋の山中の住宅街です。

バス停にたどり着き、六甲山上バスと六甲ケーブルを乗り継いで下山(画像は六甲ケーブルの六甲山上駅)、さらに市バスに乗って下界に下りました。

2回目の登山も登りだけになりました。富士山に登ったら自力で歩いて下りるしかないので、本番までにもう1回登って様子を見たほうが良いかもしれません。ちなみにこのあと筋肉痛が4〜5日続き、摩耶山以上に惨敗の山登りとなりました。

最後までお読みいただきありがとうございました。